やらない善より
もぐらです
また更新が空いてしまいました…
続けるってのが、もぐらにはなんとも苦手な事なんだとつくづく思います。
飽きっぽいからなぁ…
さて、そんな続けるが苦手なもぐらですが、ここ数年、寄付というのを続けています。
続けると言っても、登録したらそのままにしてるだけで、忘れてるサブスクみたいなもんですが。
内訳は国境なき医師団と、その他非営利法人1団体。
そんなの団体の維持費に回るだけだよ。
お金の無駄だ。
実際に事前活動に使われるのなんか極数%だよ。
寄付、というと、そんな声をよく聞きます。
もぐらも、それの言わんとするところはよくわかるつもりです。
でも良いんです。
もぐらは、故あって、昔、極貧困地域、と言われる場所の近くに住んでいたことがあります。
その地域は元々乾燥地帯ですが、特に酷い干魃の時には、その収入を得るための作物を育てる為に水を買わなければならない。
でも、作物の卸値は政府によって低価格で固定されている為、小売価格にも反映されない。
そんな状態なので、作物の値段と水の価格がトントンくらい。
それでも、その集落での収入源は農業しかないので水を買うことでしか農業を継続できない。
それでは生活が成り立たないので、近くの都市に出稼ぎに出るも、貧困農村地域出の人に都市部でまともな職はなく、行き着く先は物乞いか犯罪のみ。(含人身売買)
そんななので、都市部では農村地域の人を物凄く差別する。結果、更にまともな職がなくなる。
そんなのを、極身近で目にしていました。
なので、当時まだ若かったもぐらも、なんとかしてあげたい、と思ったものです。
でも、如何せん学もスキルもないもぐらですから、出来る事なんか大してありませんでした。
また、それに本当に取り組むのであれば、それだけに人生をかけなければ、とてもじゃないが、なんとかなんて出来たもんじゃない、というのも感じました。
結果、今現在もぐらはそれに対して、特に何もしていません。
できていない、というべきか。
もぐらが出来ることは、もぐらの今の仕事を精一杯やって社会に貢献することだけだ、というのが今時点での結論です。
前置きが長くなりました。
もぐらが言いたかったのは、社会の為に活動している団体、というのは、その活動をしてくれている、というだけで、少なくとも今のもぐらよりも、より直接的に、そういうものに対して活動してくれている、という事。
慈善活動って、それだけで労力も資金も要るんだよって事です。
直接的に慈善活動の為に使われなく、その団体の運営費に回っても良いんです。
なんなら、それでご飯食べてる人達のお給料になっても良いと思います。
それでも、もぐらの代わりに、その慈善活動の為に動いてくれているなら、月々のもぐらの少額の寄付は、十分もぐらの思いを形にしてくれている、と思うのです。
なので、もぐらは月々の慈善団体への寄付を続けています。
極少額ですが、毎年の生活予算の見直しの時にも、この寄付費は確保して予算計上するようにしています。
世界の苦しんでいる人の為に少しでも役に立ちたい、というのは嘘じゃない。
けど、自分の今の生活も時間も大きく費やすという判断はできない。
こういう人が、もぐらを含め、結構要るんじゃないかとおもいます。
そういう人にとって最も身近で手を出しやすいのが、寄付なんじゃないかな、ともぐらは思っています。
ま、もぐらの月々の寄付なんて、本当に微々たるものですけどね…💦
もぐら